科学で人間の行動は予測できるのか?

先日、NHKスペシャルで「マネー資本主義」という番組をやっていた。金融工学がもたらした功罪についての話であった。
サブプライムローンの問題発生にしても、人間の行動が予測できなかったから発生したもので、予測できるようになれば、その行動の確率を理論式に組み込むことで、安全な金融商品を作れると考えている人達がいるようだ。


果たして、人間の行動なんて予測できるものであろうか?


行動を予測するということは、人それぞれの感情を知ることができなくてはならない。心も波動であるという説はよく出てくるが、この波動を探知できるようになれば、行動が予測できるのであろうか。
感情と行動が逆の場合もあり得るのではないか。好きな異性に対して、つい意地悪なことをしてしまう、なんてことはよく聞くし、可愛さ余って憎さ100倍なんてことも言われている。


科学として、取組むことには意義があると思うが、それを知ることができたとしても、多分「絶対」ということはないであろう。

「絶対」ということがないから、人間は「希望」が持てるのではないだろうか。


何気なく、これからの日本の製造業はどうなるのかなぁと考え始めていたら、跳びに跳んで、今述べたようなことまで、ふと考えてしまった。


最近、冥想ならぬ迷走が多い、ちゃむである。