経営力向上ハンドブック

経営力工場TOKYOプロジェクト実行委員会事務局より、「経営力向上ハンドブック」が送付されてきました。
「戦略」、「経営者・組織・人材」、「マーケティング」、「IT・業務管理」、「財務・会計管理」、「知財・知識マネジメント」、「環境・危機・社会」の7分野を中小企業の経営を支える柱ととらえ、これらの各分野において経営力を高めるための手法、事例、各種支援策が詰まったノウハウ集になっています。
いやぁ、約270ページの大作ですが、各分野のノウハウ、情報がきっちりとまとめられています。大いに役立つ資料です。

現在、診断希望の受付が各商工会等で進んでいる模様です。
今後、登録している中小企業診断士の方へ診断の依頼が来るものと思われます。


話は変わりますが、IT media NewsにiPhone 3GSを分解して原価調査をした記事が掲載されていました。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0906/25/news031.html

調査会社iSuppliの分解調査で明らかになったそうであるが、記事では次のように記載されていました。
『調査によると、199ドル(新規契約の場合)で販売されるiPhone 3GS 16Gバイトモデルは部品価格が172.46ドル、製造費が6.50ドルで、原価は合わせて178.96ドル。旧モデルであるiPhone 3Gの推定原価174.33ドルをわずかに上回る程度だ。3Gと3GSは高速化と動画撮影を除けばハードの機能にあまり大きな違いはないが、「パーツやサプライヤーに興味深い変化がある」ことが分解調査の結果明らかになったとiSuppliは述べている。』

新規契約の場合で、原価率は89.9%なんですね。約9割が原価なんでこの端末だけで儲けようとしているわけではありませんね。これはコンテンツで儲けるつもりだと思います。