「見えない時間」で稼ぎなさい!

湿度も上がってきて、曇りで鬱陶しい日でした。この季節のこのような日は、頭がズキズキっとしてくるんですよね。
午後より、商工会議所で経営力向上TOKYOプロジェクトのキックオフ大会に参加しました。堺屋太一さんの講演もあり、参考になしました。


紹介する本は、有楽町の三省堂のビジネス書ランキングの中で、上位に位置したので興味を持って手に取った本、『「見えない時間」で稼ぎなさい!』です。著者は、野崎美夫さん。1人7役で銀座にオフィスを構える社長さんで、中小企業診断士でもある方です。


「見えない時間」で稼ぎなさい! ~1人7役!銀座で働く超多忙社長が教える「潜在時間」の使い方~

「見えない時間」で稼ぎなさい! ~1人7役!銀座で働く超多忙社長が教える「潜在時間」の使い方~


著者は、見えない時間=潜在時間の活用を唱えています。潜在時間は、潜在意識が活動している時間ということで、潜在意識をより有効に活用できれば、潜在意識が活動する潜在時間は無限に拡大するということです。


また、著者は自分自身の潜在意識も大切だが、自分が関わる相手の潜在時間を操ることも大切だと述べています。
その手段の一つとして、メモを取ることを挙げています。メモを取ることは、相手に対して強烈に信頼を刷り込む行為だそうです。


私は「投資効率が最も高いのは自分自身への投資」という部分に共感しました。
著者は、貯金の効果としては、これだけ貯まったんだから、もっと貯めてみようと、心の中が、自分自身が変化していくことだと確信しているそうです。自分自身のへの投資もこれとまったく同じで、自分自身に投資し、向上した人ほど、向上した自分自身に満足せずに、もっと向上しようとさらに自己投資を重ねていくということです。


「時間に恋をする」というのが、隠れたテーマだということです。確かに、一瞬一瞬を、ワクワクしながら過ごす。一瞬一瞬に、どこまでの心を込めて過ごす。
かけがえのない人生の、かけがえのない時間と、どこまでドキドキしながらつきあえるか。
とっても大切な意識だと感じます。