修羅場のビジネス突破力

夕方になるまで、曇りでどんよりとした天気でしたね。
本日紹介する本は、「修羅場のビジネス突破力」です。著者は、佐倉住嘉さん。小型で音質が良くて有名なスピーカーの「BOSE」の日本法人の元社長の経歴を持たれている方です。


修羅場のビジネス突破力 (小学館101新書)

修羅場のビジネス突破力 (小学館101新書)


著者が今までやられてきた数々の仕事とその中で出てきた困難をいかに乗りこえてきたかが綴られています。
この中のビジネスの鉄則という中に、出世の3要素というものが出てくるのですが、なるほど、そうだなと思います。
1)職業における「能力」
能力は「才能×努力」だと、述べられています。才能が低いと思ったら、努力に努力を重ねればいいんですよね。
2)「運」
この本の中では、運について「自分の知らないところで自分の知らないプラス・マイナスの要因が発生し、それが人を通じて連鎖し合いながら運ばれてくるもの」と定義されています。先日、紹介しました「計画された偶然性理論(Planned Happenstance Theory)」に何か、通じるところがありますね。
3)「人脈」
「人脈」であると言えるのは、頻繁に会わずにいても、またはそう親しい間柄ではなくても、不意にかけた電話でも、電話口に出てくれる関係を維持すること、と述べられています。このような「人脈」を考えると、う〜〜ん、ちょっと少ないかな。

何かに成功した人っていうのは、文章を読んでいても、そこからエネルギーが伝わってくるような気がします。スピーカーの開発者であり、株式会社ボーズの創設者でもあるボーズ博士の話もいくつか紹介されています。
よし、踏ん張って、この修羅場を乗り越えてやろうという気概をお持ちの方、是非読んでみてください。

明日は、晴天になるようです。また、暑いのかな?気合い入れて、頑張っていこう!