「3つ」の魔法
報告書作成継続中です。グラフ化などのデータの加工を行いました。図書館へ行って作業をしました。今の図書館はパソコンの持ち込みも可能なんですね。フレッツ加入者だったら、インターネットも使えるようです。結構、パソコン持ち込んで資料作成している人がいたので、びっくりしました。
紹介する本は、『考え・書き・話す「3つ」の魔法』です。著者は、野口吉昭さんです。
- 作者: 野口吉昭
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2009/04/23
- メディア: 単行本
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ビジネススキルの基本は、「考え・書き・話す」の能力が基本ということで、この「考え・書き・話す」の能力を伸ばすための3つの魔法について書かれた本です。
物事を3つの項目で捉えたり、分けて考えることで、飛躍的に論理性や明瞭性がアップすることが、この本を読むと理解できます。昔から、いろいろなことが3や3つに分けられているようです。この本で出てきた例では、「松・竹・梅」、「守・破・離」、「猪・鹿・蝶」など。また、キャッチ・フレーズなどでも吉野家の「うまい・はやい・やすい」やオバマ大統領の「Yes We can」や「Change change change」なども見事に3つの語句でできています。
面白いと思ったのは、「曼荼羅マトリックス」で3×3の9つのフレームワークで考える手法です。ちょうど、この項目が出てくる前にでも2×2の4象限マトリックスは「3つ」の魔法に当てはまらなと、ふと思っていたところだったので、余計に印象に残りました。
スピーチでインパクトを与える方法として、「PREP法」という方法も紹介されています。これも使える手法です。PREPは次の単語の頭文字をとったものです。
P=POINT(結論・ポイント)
R=REASON(理由)
E=EXAMPLE(事例)
P=POINT(結論・ポイント)
結論・理由・事例の3つで話を構成し、最後にもう一度結論をくり返す。どうです?使えますよね、この手法。
やさしく、ていねいに、わかりやすく。書かれた本です。「考え・書き・話す」の基本的なビジネススキルを身につけたい方には、入門書として必読の本だと思います。