日本は凄いのかもしれない

本日も東京はコロナ感染者数が三桁になりました。

 

非常事態宣言が、いつ出るのかと思っている方がいるかもしれませんが、政府はその素振りもみせません。

 

イライラしている方も多いようですが、なぜ、このような対応なのかを考えてみたことはあるでしょうか。

 

外務省の海外安全ホームページを見ると「各国・地域における新型コロナウイルスの感染状況」について、いくつかのグラフが示されています。

 

この中に「1万人当たりの感染者数」というものがあります。

 

人口1万人にあたりで何人の感染者数がでているのか、比率で表したものです。

 

このグラフを見ると、日本は掲載されている国の中では、一番比率が低いのです。

 

最多なのはルクセンブルクの42.82、その他主要な国を列記すると、スペイン25.03、イタリア19.85、フランス9.59、ドイツ9.58、米国8.28、英国5.74、カナダ3.36、中国0.59(ただし、注意書きで、中国は「感染者数」に無症状感染者は含めていない。と書かれています。)、そして日本が最下位で0.23なのです。

 

これ、凄いと思いませんか?

 

日本は感染する方の割合が低いのです。

 

だから、要請という緩い縛りの中で、通常の経済活動をそれなりに行いながら、なんとか成り立っている。

 

テレビでは、感染者数が増えた、増えたと囃し立てるだけで、このような事実は教えてくれない。

 

とは言え、だから大丈夫ですよ・・と安心させてしまうと、感染爆発の危機もあり得るわけで、政府の方からも積極的には言わない。

 

きっと、マスク、防護服等の医療資材、人工呼吸器等の医療機器を確保中で、万全な体制が取れているとは言い難い状況だからかもしれません。

 

しかし、このような数字に裏付けられて、我々は普通に生活しているのです。

 

いつまで経っても、朝夕の通勤電車の混雑は解消されないし、休日はデパートやスーパー等には結構、人がいます。

 

出歩いていないのは、中心市街の盛り場だけで、住宅地の商業施設はそれなりに人がいます。

 

きっと、国は抜本的対策の方に重点を置いていると信じて、日々過ごそうかなと思いました。