最近、品質関連の問題が多く見受けられます。
日本のものづくりはいったいどうなっちゃったんでしょうね・・・などと言われている。
では、昔と何が変わってきているのか、それを検証しているところはない。
個人的に感ずるところを述べてみたい。
変わってきたなと感じているところは、欧米式の経営スタイルを取り入れ、株主第一的な経営スタイルを取り入れるところが多くなっている。
このようなスタイルでは、直近の利益を重んずるので、コストダウン等を進めるため、効率化、省人化など進められ、一切のムダをなくしていこうとする。
また、標準化、マニュアル化なども推進されてくると、決まったことを決まった通りにやることに移行していくが、なぜ、そうしなくてはけないのかまでは伝わっていないことが多い。
そこに、さらに効率化を求められると、必要なことまで省いてしまうことがあるのではにだろうか。
そして、何事も問題なければ、それが常態化していく。
専門化が進めば、そのことしか見なくなり、全体最適を考えることもなくなってしまう。
こんなことが、あちらこちらで起きているのでhないだろうか。
品質がよくて、適性な価格のモノを、お客様が欲しいタイミングで提供するためには、自分たちは何をしなくてはならないのか、今、不足していることは何か、今、立ち止まり、見直す時期が来ているのではないだろうか。