これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、武光誠著、『神道――日本が誇る「仕組み」』です。
本書は、神道がどのように生まれ、今日に至っているかを解説している本です。
「神道」という認識がないまま、我々はいろいろな神道を由来とした年中行事を行っています。
初詣、節分、ひな祭り、端午の節句などがそうだ。
それに七五三や厄年のお祓いなどにも神社を訪れる。
- 作者: 武光誠
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2014/08/08
- メディア: 新書
- この商品を含むブログを見る
日常、意識していないだけだけど、日本人の心の中には、何か神道的概念が刷り込まれているのだろうと思い、本書を手にしました。
しかし、しばらく積読状態で、やっと目を通しました。
縄文時代のアニミズムを起原から、近代まで「神道」の変遷の歴史を時代ごとに解説されています。
読み終わって、だからどうなの・・・というところもありますが、我々日本人の中に、何気刷り込まれている概念なのかもしれないなあ・・・ということは、再認識しました。
こういう知識って、日本人としては必要じゃないかなとも思いました。