文春砲

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、週刊文春編集部著、「文春砲 スクープはいかにして生まれるのか? 」です。


昨年は、大物政治家の金銭スキャンダルから芸能人のゲス不倫まで、幅広くスクープを連発した週刊文春


その週刊文春編集部が、その取材の舞台裏を、編集長とデスクたちによる解説と、再現ドキュメントにより構成された本です。



この本を読む限り、きちんとウラを取ることに精力を傾けているのと、華やかな記事の裏には、地道な取材があることが分かりました。


テレビや新聞も同じようにきちんとウラ取りをしているのでしょうか、その精査がやはり問題になるのだなとも思いました。


記事は目に見えますが、本書では、その記事ができるまでの見えない部分について書かれているので、興味を持って読むことができました。


そして、最後には、活字だけではなく、今後はネットや動画等とのコラボや領域への拡大なども考えているようで、販路拡大という点では、ビジネス書としても、楽しむことができると思いました。