世界観

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、佐藤優著、「世界観」です。


本書は、この5年間に世界で発生した大事件に対して、佐藤優氏が雑誌「SAPIO」で寄稿したものを集めたもののようです。


世界観 (小学館新書)

世界観 (小学館新書)


本書を読むと、ニュースの見方とは、このように見るのかと感心させられますが、また、そのような見方を身に着けるためには、様々な知識も身に着けていなければならないことも痛感します。


オバマ外交の失敗とトランプ現象、ヨーロッパ「移民問題」、英国「EU離脱」、中国軍「領海侵犯」、朝日新聞誤報」、北方領土交渉、安倍政権と創価学会金正恩「核外交」、パナマ文書、トルコ「クーデター騒動」、「イスラム国」テロなどが、テーマとして取り上げられています。


自分自身の情報の処理能力を高めるための参考にもなると思います。


忙しかったので、新書でしたが、読み終わるまでにちょっと時間がかかりました。