こだわりバカ

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、川上徹也著、「こだわりバカ」です。


久々のビジネス書です。


この本は、コピーライトの本です。


どういうキャッチコピーを作るのか、そのためには自分たちの企業や店舗で、何をどのように提供するのか、また、それはなぜなのかを考えないといけないと、著者は述べています。


こだわりバカ (角川新書)

こだわりバカ (角川新書)


そうしないと、安易に「こだわりの〇〇」のような、どこにでもあるような変わり映えのしないものになっています。


なんでも、かんでも「こだわりの・・」とつけてしまう、これがこだわりバカだと言うのです。


こういうお目セでは、結局何もこだわっていないというのです。


そのために、どうしたら良いかということが、本書には書かれています。


企業や個店、それに大学や自治体が使用している、いろいろなフレーズを例に、説明しているので、非常にわかりやすいです。


差別化のためには、こういう視点は必要だと思います。


なかなか、面白い本ですので、一読をお薦め致します。