人工知能は私たちを滅ぼすのか

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、児玉哲彦著、「人工知能は私たちを滅ぼすのか 計算機が神になる100年の物語」です。


今年は、人工知能に関する話題がかなり多いが、そういう 意味ではタイムリーな話題の本です。


人工知能は私たちを滅ぼすのか―――計算機が神になる100年の物語

人工知能は私たちを滅ぼすのか―――計算機が神になる100年の物語


それも、人工知能は心を持つのかというところにまで切り込んでいます。


2030年の世界、卒論としてコンピュータの進化をテーマに選んだ女子大生のストーリーと計算機がAIになるまでの100年の中でどのようなことが行われてきたのか、その解発史を振り返ることができます。


この間読んだ「明日、機械がヒトになる」でも、そうなんだけど、ディープラーニングという手法ができてから、人工知能は飛躍的に進化してきたんですね。


今までは、「ターミネータ」などのSFの世界で考えられていたことを未来の脅威として考慮しなくてはいけないということが・・・


そして、後半に述べられているように”心”とは何なのか、この究明が必要かもしれないし、究明されるということはパンドラの箱を開けることになってしまうのかな・・とそんなことも、読後考えたりしました。


ここで、人工知能関連の本を2冊よみましたが、なんか人工知能って、新技術というより、哲学の世界なんだと思いました。