日系中国工場製造部長奮闘記

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、曹健、遠藤健治共著、「日系中国工場製造部長奮闘記 増補版」です。


まさしくタイトル通りの本です。


著者の一人が日系企業の中国工場の製造部長としてで働いた中で経験した数多くの事例を紹介しています。


日系中国工場 製造部長奮闘記 増補版 (日経ものづくりの本)

日系中国工場 製造部長奮闘記 増補版 (日経ものづくりの本)


私は、出張ベースでしか、中国には行ったことがないですが、目の前で接しているとは、やる気を見せるのですが、目の届かないところでは手を抜いているのを垣間見たことはあります。


この本では、主に人事面について書かれていますが、やはりいろいろなことがあるのだなあと思います。


また、日経企業と中国・台湾系企業の採用や給与面の違いも書かれています。


この部分に関しては、日本から出て外国で仕事をするとには、留意した方が良いと思います。


まあ、中国ブームも過ぎ去りましたが、これから中国に進出しようと考えている企業があるならば、本書に書かれていることも参考にされると良いと思います。