「欲望」のマーケティング

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、山本由樹著、『「欲望」のマーケティング』です。


著者は、「美魔女」をメガトレンドにした仕掛け人。
 

その活動の中で「美魔女」をどのよに生み出し、そのプロモーションは何を狙いにどのように仕掛けたをベースに著者の考えるマーケティングとはどのようなmのであるかを語っています。


欲望のマーケティング (ディスカヴァー携書)

欲望のマーケティング (ディスカヴァー携書)


著者は長年、女性雑誌の編集長をしていたそうで、今は独立して新たな雑誌を生み出しているようです。


雑誌メディアでは、絞り込む(ターゲティング)+巻き込む(エンクロージング)+揺り動かす(シェイキング)という手法が有効なそうですが、この考え方を「欲望のマーケティング」ということで、その手法を紹介しているのです。


面白いなあと思ったのは、人間が他人に抱く感情は、同情→共感→賞賛→嫉妬の4つのレベルがあるということです。これは


これは参考になるし、他人との関係を考えるときに使えるなと思いました。


ビジネス書らしからぬビジネス書です。


ビジネスに応用するだけではなく、既婚のアラファー女性がどのようなことを考えているのかも、多少なり理解できる本ではないかと思いました。