「欲望」のマーケティング
これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、山本由樹著、『「欲望」のマーケティング』です。
著者は、「美魔女」をメガトレンドにした仕掛け人。
その活動の中で「美魔女」をどのよに生み出し、そのプロモーションは何を狙いにどのように仕掛けたをベースに著者の考えるマーケティングとはどのようなmのであるかを語っています。

- 作者: 山本由樹
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2012/10/13
- メディア: 新書
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著者は長年、女性雑誌の編集長をしていたそうで、今は独立して新たな雑誌を生み出しているようです。
雑誌メディアでは、絞り込む(ターゲティング)+巻き込む(エンクロージング)+揺り動かす(シェイキング)という手法が有効なそうですが、この考え方を「欲望のマーケティング」ということで、その手法を紹介しているのです。
面白いなあと思ったのは、人間が他人に抱く感情は、同情→共感→賞賛→嫉妬の4つのレベルがあるということです。これは
これは参考になるし、他人との関係を考えるときに使えるなと思いました。
ビジネス書らしからぬビジネス書です。
ビジネスに応用するだけではなく、既婚のアラファー女性がどのようなことを考えているのかも、多少なり理解できる本ではないかと思いました。