指からわかる男の能力と病

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、竹内久美子著、「指からわかる男の能力と病」です。


人間の指は、母体の体内にいるときの過程で男性ホルモンをどれだけ浴びるかで長さが変わってくるらしい。



そして着目されているのが指比と言われる、人さ指の長さを薬指の長さで割った比率だ。


本書は、その指比と男の能力やかかりやすい病など、世界各国で確認された内容を紹介している本だ。


著者は、3年前にも新潮新書で「女は男の指を見る」という本を出しているが、本書はその続編で、この3年間の間に進められた研究内容を紹介しているのだ。


日本では、力士に指比と番付の比較を行っている研究結果を取り上げている。


指比と男の様々な能力、あるいはなりやすい病気などどんな関係があるのか知りたい方は本書を読まれるといいだろう。


きっと自分の指を測定して指を計算することと思います。


ただし、研究の紹介が主なので、3年前に出された本に比べると、面白さは今一つです。