「ナニ様?」な日本語

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、樋口裕一著、『 「ナニ様?」な日本語』です。


この本は、人との会話の中で使うと、自分のことを「ナニ様」と思われるような言葉づかいを集めて解説しています。


「ナニ様?」な日本語 (青春新書INTELLIGENCE)

「ナニ様?」な日本語 (青春新書INTELLIGENCE)


今、日本語の使い方が乱れているという話をよく耳にしますが、年功序列的な慣習がなくなっていく中で、上下関係や年長者を敬う気持ちなどが希薄になっていることが、一因であると思います。


だから、ここで紹介されているようなひと言を聞いてカチンとくるのは、そういう意識がある人なのだと思います。


むしろ、時代が進むと、ここで紹介されている言葉を使ってもカチンとくるような人は少なくなってくるかもしれないと感じました。


この本は、できれば10代後半から20代の若い世代に読んでもらいたいなと思いました。