図書館で借りるJAZZアルバム−その272−

読書が終わった本が山積みにされた書籍の要塞と化した書斎の机の上のPCで聴く、図書館で借りたジャズCDアルバムの紹介です。


今回紹介するアルバムは、チック・コリアゲイリー・バートン、「ネイティヴ・センス」です。


チック・コリアの緻密なピアノとゲイリー・バートンの軽快なビブラフォーンによるコラボレーションです。


この二人のデュオアルバムとしては、本作は2作目にあたるそうですが、前作より26年の時を隔てているそうです。


ネイティヴ・センス

ネイティヴ・センス


前作と比べると二人とも円熟味が加わったのだろうと思います。


いずれの曲も安定しているし、リードと伴奏のチェンジの仕方もベテランならでは円滑さ。


とても上品できれいで、そして力強いアルバムです。


12曲目は、日本だけのボーナス・トラックということです。


パーソネル
チック・コリア(p)、ゲイリー・バートン(vib)


曲目
1. ネイティヴ・センス
2. ラヴ・キャッスル
3. デュエンデ
4. ノー・ミステリー
5. アーマンドズ・ルンバ
6. バガテル 6
7. ポスト・スクリプト
8. バガテル 2
9. タンゴ’92
10. ルンバタ
11. フォー・イン・ワン
12. アイ・ラヴス・ユー・ポーギー