図書館で借りるJAZZアルバム−その244−

読書が終わった本が山積みにされた書籍の要塞と化した書斎の机の上のPCで聴く、図書館で借りたジャズCDアルバムの紹介です。


今回紹介するアルバムは、デイヴ・グルーシンリー・リトナー、「トゥー・ワールド」です。


デイヴ・グルーシン&りー・リートナーの組合せとくれば、フュージョンと思いきや、このアルバムは違いますよ、クラシックを取り上げています。


本アルバムでは、クラシックの世界からルネ・フレミング(ソプラノ)、ジュリアン・ロイド・ウェバー(チェロ)、ギル・シャハム(ヴァイオリン)をゲストに迎え、バッハ、バルトークラヴェルといった作曲家の作品を取り上げています。


トゥー・ワールド

トゥー・ワールド


アレンジとピアノは、デイヴ・グルーシンが担当し、リー・リトナーはギターですが、これが実に美しい音色のアコスティックサウンドを聴かせてくれます。


今までの二人のイメージとは異なりますが、実に心安らかなアルバムです。


パーソネル
デイヴ・グルーシン(p)、リー・リトナー(g)、 ルネ・フレミング(ソプラノ)、 ジェームズ・ウォーカー(fl)、 ジュリアン・ロイド・ウェッバー(チェロ)、 ギル・シャハム(バイオリン)、 ラルフ・モリソン(バイオリン)


曲目
1. 4台のチェンバロのための協奏曲~第1楽章
2. バッキアーナス・ブラジレイラス第5番~アリア「カンティレーナ」
3. ソナティナ
4. エレジア
5. スペイン民謡組曲~カンシオン
6. ラグリマ
7. リヴァー・ソング:イギリス民謡「川は広い」~アメリカ民謡「シェナンドー河」
8. ルーマニア民俗舞曲:棒踊り~腰帯踊り~足踏み踊り~ホーンパイプ踊り~ルーマニアポルカ~速い踊り
9. コンポステラ組曲~ゆりかご
10. スペイン民謡組曲~ムーア人の織物
11. シシリアーナ
12. 冬の歌
13. バッキアーナス・ブラジレイラス第4番~プレリュード