図書館で借りるJAZZアルバム−その237−

読書が終わった本が山積みにされた書籍の要塞と化した書斎の机の上のPCで聴く、図書館で借りたジャズCDアルバムの紹介です。


今回紹介するアルバムは、ザ・レイ・ブライアント・トリオ、「トリビュート・トゥ・ピアノ・フレンズ」です。


非常に楽しく、軽快なアルバムです。


これは、ピアノのレイ・ブライアントの持ち味なのでしょうね。非常にノリの良い軽快なピアノタッチです。



このアルバム、ジャズ史に残るピアノ・ジャイアンツ達のヒット曲を取り上げているのだけど、それにしてもこのレパートリーの広さにはビックリ。


デューク・エリントンカウント・ベイシーを取り上げるのは、まあ当然だろうが、ラムゼイ・ルイスの「ジ・イン・クラウド」から、何とジョー・ザヴィヌルの「バードランド」まであります。


しかも、それらをすっかりマイ・ペースで楽しんでしまっているところが、レイ・ブライアントの凄いところ。


これは、ジャズ・ピアノファンなら聴いて損はない一枚でしょう。



パーソネル
レイ・ブライアント(p)、レイ・ドラモンド(b)、ウィナード・ハーパー(ds)


曲目
1. Cジャム・ブルース
2. ジ・イン・クラウド
3. ザ・デューク
4. ドゥードゥリン
5. キャスト・ユア・フェイト・トゥ・ザ・ウインド
6. キュート
7. ラウンド・ミッドナイト
8. モーニン
9. ザ・シャワー
10. ハイ・フライ
11. バードランド