コスト削減の罠

読書本の紹介です。


今回紹介する本は、村井哲之著、「コスト削減の罠」です。


いかにコストダウンに取り組むかについて書かれた本です。


前著は、「コピー用紙の裏は使うな!」で、それから3年、渾身の一作です。この本は、2007年の5月に読みました。


この本の帯には、3つ以上、当てはまる会社が危ない!?
●裏紙コピー
●ノー残業デー
●電話は1分以内
●エアコンは夏28℃、冬22℃設定

と書かれています。あなたの会社は大丈夫ですか?


コスト削減の罠 (講談社+α新書)

コスト削減の罠 (講談社+α新書)


コストを削減するための着眼点として、エネルギーコストとして電気代に着目し、削減を図ると効果が大きいなど、具体的な施策が述べられています。


また、ローコストオペレーションを展開するためのに、コスト削減の黄金律「4M+S」を提唱しています。


「4M+S」とは、


M=「見える化」の極限までの徹底

M=みんなで徹底して取り組む

M=周りを徹底して巻き込む

M=ムリ・ムラ・ムダの徹底排除

S=そもそも論を徹底して考える


売上拡大がなかなか見込めない現在、企業にとってコストダウンをいかに進めていくかは、大きな課題の一つです。


その解決のためのヒントがこの本には書かれています。


中小企業診断士等の経営コンサルタントの方々に一読をお奨めします。