読書本の紹介です。
今回紹介する本は、村井哲之著、「コスト削減の罠」です。
いかにコストダウンに取り組むかについて書かれた本です。
前著は、「コピー用紙の裏は使うな!」で、それから3年、渾身の一作です。この本は、2007年の5月に読みました。
この本の帯には、3つ以上、当てはまる会社が危ない!?
●裏紙コピー
●ノー残業デー
●電話は1分以内
●エアコンは夏28℃、冬22℃設定
と書かれています。あなたの会社は大丈夫ですか?

- 作者: 村井哲之
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/12/21
- メディア: 新書
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コストを削減するための着眼点として、エネルギーコストとして電気代に着目し、削減を図ると効果が大きいなど、具体的な施策が述べられています。
また、ローコストオペレーションを展開するためのに、コスト削減の黄金律「4M+S」を提唱しています。
「4M+S」とは、
M=「見える化」の極限までの徹底
M=みんなで徹底して取り組む
M=周りを徹底して巻き込む
M=ムリ・ムラ・ムダの徹底排除
S=そもそも論を徹底して考える
売上拡大がなかなか見込めない現在、企業にとってコストダウンをいかに進めていくかは、大きな課題の一つです。
その解決のためのヒントがこの本には書かれています。