会社組織が甦る!職場系心理学

読書本の紹介です。


今回の紹介の本は、衛藤信之監修、ナカタニ.D作画、「マンガでわかる 会社組織が甦る!職場系心理学」です。


この手の心理学の本は、最近マンガになっているのが多いような気がします。


この本は、成果主義を導入することで、個人の目標に重点が置かれるため、他人を助けることやチームワークがないがしろにされ、段々人間不信に陥っていく人間模様が最初に描かれています。


それを約10年間海外駐在していた主人公が、なぜこのように会社の中が変わってしまったのかに悩み、交流分析セミナーに参加し、そこで様々な職場心理学と出会い、そして解決の道を探るような感じで描かれています。


マンガでわかる 会社組織が甦る! 職場系心理学 (じっぴコンパクト 62)

マンガでわかる 会社組織が甦る! 職場系心理学 (じっぴコンパクト 62)


あまり難しい内容でなく、マンガならではのストーリー展開の中に、心理学の要素が散りばめられており、なかなか楽しく読ませて頂きました。


ストレスの多い社会なのでしょうね。


自分自身、会社を辞めるとなんでこんなんに気持ちが楽になるんだろうと思いました。


交流分析ってどんなものなんだろうと知りたい方は、目を通されると良いと思います。