地ブランド

読書本の紹介です。ここで、紹介する度に、書斎の中の書籍の要塞はより堅牢になっていく感じです。


紹介する本は、博報堂地ブランドプロジェクト編著、「地ブランド 日本を救う地域ブランド論」です。


地域ブランドについての知識補充が必要になり、購入した本です。非常に、わかりやすく書かれており、地域ブランド=地ブランドとは何であるかを考えるには良い本です。


この本では、地ブランドの着眼として、観光地ブランド、特産品ブランド、暮らしブランドの3つの着眼点を挙げています。


地ブランド 日本を救う地域ブランド論

地ブランド 日本を救う地域ブランド論


■観光地ブランドは、そこへ行ってみたい価値があること。
■特産品ブランドは、思わず買いたくなる価値があること。
■暮らしブランドは、その地域に住みたくなる価値があること。

だそうです。


地ブランドにしていくには、この中のどれか強いモノを伸ばしていくという方法もあれば、それぞれの相乗効果を狙い相対的にブランド化を進める方法もあるようです。



中小企業施策の一つとしても地域ブランド化はあり、中小企業診断士などのコンサルタントにとっては、知っておいたほうがお得なテーマであると思います。


昨今の情勢を見ていると、日本というブランドの格が落ちてきているようにも感じられます。


地域の活性化とともに、日本のブランド力も再び上げたいものですね。