世界が大切にするニッポン工場力

読書本の紹介です。


今回、紹介します本は、根岸康雄著、「世界が大切にするニッポン工場力」です。


この本は、技術屋さん、ものづくりに携わっている方々はにお奨めします。


まだまだ日本の技術は廃れていません。ものづくりの気持ち、職人の心を感じさせてくれる本です。やはり、技術には物語があります。


世界が大切にするニッポン工場力

世界が大切にするニッポン工場力


驚異的な技術とアイデアで、世界を驚かせてきた数々の工業製品。


コストの壁、迫る納期、大手企業や海外工場との熾烈な競争。


それでも、「良いモノを作りたい!」と願い、その願いを実現し続けてきた誇り高い工場が日本にはある!


こんな風に迫られると、自分がメーカー勤務していたときに感じていた気持ちが沸々と蘇りそうな気分になってきます。


ここで取り上げている製品は、「痛くない注射針」、「iPodの鏡面加工」、「緩み止めナット」、「精密光学機器」、「キーンと音のしない歯石除去器」、「伝統技術和銑の新作鋳物」、「競技用ボール」、「水族館の巨大アクリルパネル」、「味の落ちない冷凍技術」、「屋上菜園の特殊土壌」、「携帯用ヒンジ」、「実用ロボット」の12種です。


知っているものもあれば、今回初めて知ったものもあります。


中小企業診断士の方で、生産系コンサルタントを目指している方は、是非読んでみてください。