偶然をチャンスに変える

今日は歩きました。午前中に東京女子医大に用事があったので、そこから神楽坂へ出て、飯田橋から千鳥ヶ淵を通って市ヶ谷まで歩きました。カラッとした天気でしたので、新緑を楽しみながら木漏れ日を受けながら歩くことができたので気持ちが良かったです。
昼は、「ろばたの炉」神楽坂店でお昼の御膳をいただきました。

http://r.gnavi.co.jp/g325408/menu4.htm

紹介する本は、「偶然をチャンスに変える生き方」です。著者は諸富祥彦さんです。明治大学の教授で、臨床心理士の方です。



みなさん、「計画された偶然性理論(Planned Happenstance Theory)」って、ご存知ですか?
以前、キャリアアップ関連の本を読んでいた時に出てきた言葉でした。「キャリアアップで成功している人は、目標を設定して、それを達成した場合よりも、偶然舞い込んできたチャンスを活かして、ステップアップしている」というような感じでした。
この本によると、 「計画された偶然性理論」では、米国のスタンフォード大学教授のジョン・クランボルツ氏が提唱したもので、「真の成功者は、単に偶然の出会いや出来事を受け身に待つのではなく、そのような出来事がよりひんぱんに人生で起こるように、自ら積極的に働きかけ、意図的、計画的に行動している」ということです。

この理論では、著者は5つの考え方があると述べています。
1)人生のすべての出来事には意味がある。あらゆる出来事や出会いにムダはない。
2)偶然は、自分の人生を豊かにしてくれるものである。
3)あなたを幸福にする偶然(ラッキーな出来事や出会い)は、ある種の人生の構えを取ることによって、呼び込むことができる。
4)幸福をもたらす偶然(ラッキーな出来事や出会い)は、意図し、計画することができる。
5)そのように呼び起した偶然は、もはや「たんなる偶然」とは言えない。

自分の人生を豊かで、幸福なものにしていくために、積極的に偶然をチャンスに変えていくようにしていきたいと思います。