ミレニアル起業家の新モノづくり論

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、中暁子著、「ミレニアル起業家の新モノづくり論」です。


読み終わってみると、確かに「新モノづくり論」だと思いました。


もう、形あるハードなものを加工、製作するモノづくりではないのですね。


ミレニアル起業家の 新モノづくり論 (光文社新書)

ミレニアル起業家の 新モノづくり論 (光文社新書)


この中で語られているモノづくりは、IT系のアプリケーションやプログラムなどのこと。


確かに、これからは、こういうものが主流になるのだろうと思っては、いましたが、ちょっと寂しい感じもしました。


また、新しい言葉も覚えることができました。


ミレニアル世代とは1980年〜2000年にかけて生まれた世代のことを言うそうです。


本書では、その世代、これからの日本を元気づけてくるであろう世代の仕事論を知ることができました。


著者は女性なのですが、なかなか書き方がサッパリしているというか、言い切っており、さすが起業しているだけあって、自信に満ち溢れた表現が目立ちました。


ミレニアム世代の方もそうだけど、それより上の世代の人たちが、今の若者はどう考えているのかを垣間見るのには参考になると思います。