これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、百田尚樹著、「大放言」です。
虎ノ門ニュースなどを見ていると、著者は、ズバズバものを言うような印象を受けます。
しかし、その発言の真意やなぜそのような言い方をするのか、理由もきちんと述べています。
- 作者: 百田尚樹
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2015/08/12
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (10件) を見る
本書は、後半は著者の放った言葉で、いろいろマスコミで取り上げられたことについて書いてあります。
しかし、前半部分は、若者が放つ言葉や放送禁止用語など、現代社会を取り巻く様相から、勝手なことを言ったり、逆に言いづらくなった事柄など、著者が感じたことをストレートに述べています。
他人への配慮、必要だけど、言葉遣いもかなり気をつけなくてはいけない世の中になってきているんだなあ・・と本書を読んで感じました。
取り上げている題材に対しての著者の一刀両断に、笑いとともに爽快な気分にもさせてもらいました。