書く力

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、池上彰、竹内政明共著、「書く力 私たちはこうして文章を磨いた 」です。


本書は、わかりやすい解説でTVでもおなじみの池上彰氏と、読売新聞の名物コラム「編集手帳」を長年担当されている竹内政明氏の文章術に関する対談集です。


書く力 私たちはこうして文章を磨いた (朝日新書)

書く力 私たちはこうして文章を磨いた (朝日新書)


この二人が、いかに文章を書くかを自分たちの引き出しの中から、詳らかにしてくれています。


他の文章術の本と異なり、文章そのものの書き方を真っ向から説明しているのではなく、二人の経験を通して、著者、それぞれがどのようなことを実践しているのかを語ってくれているところが、良いです。


もちろん、ここで話されていることは、文章を書く上では参考になることが多いなと思いました。


また、対談集とりても、二人の洒落た会話で面白いものになっています。


肩の力を抜いて、文章の書き方の勉強をしたいという方には、お奨めの本です。