ビジネスマンのための「幸福論」

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、江上剛著、『ビジネスマンのための「幸福論」』です。


著者は、第一勧銀入行し、49歳のときに作家に転身された方です。


本書は、著者の銀行時代の体験を交え、ビジネスマンとして、経験するであろう人間関係や出世、左遷、トラブルへの対処法等々、についての指南書というべきものである。



私も、会社勤めしていた時には体験したことや思い当たる節がある内容が書かれており、共感できるものがありました。


また、今は作家として独立されているということで、ビジネスマンの第二の人生への対応についての助言も参考になる示唆が多々ありました。


名刺がなくなったときの人生と言うのは、考えておいた方が良いよな・・・と言うのは私の実感です。


社会人成り立ての若い人から、中年ビジネスマンまで、ここに書かれていることは、なんらかの組織に入り、勤務されている方には参考になる本だと思います。