バカボンのママはなぜ美人なのか

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、柴門ふみ著、「バカボンのママはなぜ美人なのか」です。


サブタイトルに「嫉妬の正体」とあるように、これは嫉妬とはどのようなものかを、著者の経験に基づき著した本です。



著者の幼少の頃から現在に至るまで、どのようなことに嫉妬を感じたのかが書かれています。


著者は、嫉妬という強い感情が多くの作品を描かせたと言っています。


嫉妬を創作のエネルギーとしたのですね。


嫉妬はどのような種類があるのか、それは男と女ではどう違うのか、またそれを処理するにはどうするのか・・・さまざまなことが書かれています。


正のエネルギーに変換でき、何か前向きなことが出来る人もいれば、それが負のエネルギーとなり、自分や周囲を悪い方向に導くこともある。


この本で学ぶべきことは、この本を読んで、自分なりの嫉妬の処理方法を考えることではないかと思いました。


私にとっては、「東京ラブストーリー」の柴門ふみではなくて、「P.S.元気です、俊平!」の柴門ふみです。