読書本の紹介です。
今回読み終わった本は、財部誠一著、「アジアビジネスで成功する25の視点」です。
今、アジアが熱い。
FTAなどによる自由貿易化により、ASEAN諸国の経済の進展は著しい。
以前、書いたが日本のある製品のユニットを生産しているマレーシアのある企業が自動化への移行による改善を図ろうとしている相談を本年受けたことがある。
彼らも品質の向上から、高品質でコスト削減に挑んでいるのである。
本書は、テレビでもおなじみの経済ジャーナリストが、インドネシア・マレーシア・台湾・インド・中国などのアジア諸国で頑張る、現地日系企業を取材し、日本企業が「勝つ」ための戦略を提案する。

- 作者: 財部誠一
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2011/04/26
- メディア: 新書
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この本を読むと、日本の実力を発揮し更なる成長を遂げるために、アジア諸国といかにつき合い、いかに商売にしていくかのヒントや具体的な方向性がわかる。
また、まだまだ日本の力も捨てたもんじゃないし、アジアの国々からもリスペクトを受けていることも知ることができる。
先日も中国に行く機会があったし、今年は「アジア」がキーワードの一つになっている。
今、アジア諸国がどのような経済活動をしているかを知りたい、アジアへ進出しビジネスで成功するためには、どんな注意が必要なのか、などを知りたい人には良い本ではないだろうか。