読書本の紹介です。
今回は、ルディ和子さん、「売り方は類人猿が知っている」です。
この本は面白い。
最近のマーケティングに関する本は、脳科学や心理学をベースに、人が買うということは、どういうことかを述べているものが多い。
この本も、そんな類の一種である。
- 作者: ルディー和子
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2009/12/09
- メディア: 新書
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この本では、不況に直面して購買を控える現代人は、猛獣に怯えて身をすくめるサルと同じであると述べています。
動物の「本能」を通して、人間の感情を分析すれば、消費者の行動形態もよくわかるということで、興味深い実験を数多く紹介しながら、不安な時代に「売るヒント」を探っています。
でも、この本を読むと人間って、脳の中にプログラムされたことを無意識のうちにやっているんですね。
この本を読むと、自分たちの行動って、狩猟時代を送っていた太古の時代から続いているんだということがわかります。
無意識の中に潜む本能って、凄いなと感じました。
マーケティングの本としては、非常にユニークで面白いです。是非、読んでみてください。