読書で本当にお金が稼げるの?

今日から、2009年の後半突入ですね。皆さんは前半はどのような感じだったでしょうか。
今年はいきなり不況でしたね。派遣労働者切りなど、企業の雇用調整の話題から始まったような気がします。
ここに来て景気の底打ちと言われていますが、庶民は実感が湧かないのが実情ではないでしょうか。石油価格もじりじりと値を上げてきます。

私も3月に会社を退職し、その後3ヶ月間は、今まで行けなかった中小企業診断士の会合や勉強会などに参加する、図書館へ行って技術士試験の勉強をするなど、フリーな日々を過ごしています。このような状況は私にとって何か意味ある必然的なことだと思っています。

さて、私の2009年上半期の読書は、101冊です。購入金額は月当たり約3万円弱を費やしています。主に電車で移動している時間やトイレの中などの隙間時間が私の読書時間です。本は、著者とういう人物に書物を通して巡り合うという人脈を広げる手段の一つと考えています。
今回紹介する本は、そんな私の読書感に、新たに本を読むことは「お金を稼ぐ」手段の一つでもあることを示唆してくれた一冊です。


午堂登紀雄さん著の「ー頭のいい人だけが知っているーお金を稼ぐ読書術ー33歳で3億円をつくったインプット・アウトプット法ー」を紹介します。


ー頭のいい人だけが知っているーお金を稼ぐ読書術ー33歳で3億円をつくったインプット・アウトプット法ー

ー頭のいい人だけが知っているーお金を稼ぐ読書術ー33歳で3億円をつくったインプット・アウトプット法ー


「本をよく読んでいる人は出版を実現させている」と著者は述べています。私もいつかは出版したいという気持ちがあるので、希望が持つことができそうです。
本を読んでお金を稼ぐということは、本を題材として、その内容の守・破・離を実践せよ、ということだと解釈しました。本をただ読むだけではなく、むしろ実践することに意義があることを述べているからです。
最初は、本に書いてある通りにやってみる、やってみることで感覚をつかむ、それが慣れ親しんで次に自分流を編み出していく。これにより、自分の型にしていく。お金にするとは、主にビジネス書の類を読むならば、その実践が収入に結びつくからだと理解しました。

思わず読んでいて、頷くところもいくつかありました。私も本の置場には困っているのと、買うときには一度に「これだ!」と感じるものを手にします。また、読んでいない本は、主に書斎の中に平積みにします。この辺は、本をある量読む人の行動パターンなのかなぁと思いました。


本を自分のために、どのように読みこなしていくかのエッセンスが詰まっています。これから、読書を始めようという方や今までの本の読み方に疑問を持っている方に、何らかのヒントを与えてくれる本だと思います。