2021年以降の世界秩序

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。

 

今回紹介する本は、渡部恒雄著、「2021年以降の世界秩序~国際情勢を読む20のアングル」です。

2020年に行われた米国大統領選挙以降、どのように世界秩序が変わっていくのかどうかについて、著者が洞察した本です。

 

2020年末に出版されていますので、それから2年経って、どうなのかという視点で読み進めました。

 

2020年時点の世界の流れの中で、考えると、それ以降の世界秩序はここで述べられていることから大きなズレはありません。

 

まあ、予言の書ではありませんから、ロシアのウクライナ侵攻には言及はありませんが、クリミア半島についてはきちんと抑えられています。

 

来年は再び米国の大統領選挙が行われます。

 

現在の混沌とした世界状況を踏まえ、世界各国が自国の利益のみを追求するのか、調和を図っていくのか、それとも新たなパラダイムにシフトしていくのか、注目したいところです。