最速で身につく世界史

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。

 

今回紹介する本は、角田陽一郎著、「最速で身につく世界史」です。

 

私は高校で日本史を選択したので、世界史らしきことを学んだのが、小学校・中学校の社会の授業だけです。

 

ですから、ほとんどわかりません。

 

でも、過去の事例に学ぶという点で、歴史は大事だなと思い、本書を手に取りました。

 

この本は、「文明」「水」「宗教」「思想」など、24のキーワードで世界の歴史を解説しています。

 

これらの括りでどのように世界の動きがあったのかを説明しているのですが、各章の最後に世界史を学ぶ時の視点がサクッとアドバイスされています。

 

難しい言葉は極力使わず、例えなどを用いてわかりやすく説明しているので、苦も無く読むことができました。

 

世界史を勉強することは、その中で日本がどのような位置、役割を果たしているかもわかるから、日本史も一緒に学べているのだという視点は、まだ高校生のときの自分には持つことができなかったものです、

 

お奨めです。