これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。

 

今回紹介する本は、中川淳一郎著、「恥ずかしい人たち」です。

 

恥ずかしい人たち(新潮新書)

恥ずかしい人たち(新潮新書)

 

 電通勤務、ネットニュースの編集者などを経験した著者が感じる”恥ずかしい人たち”について綴ったエッセイ集のようなものである。

 

著者の感性で書かれているので、ああ、なるほどそうだなと思うものもあれば、それはちょっと言い過ぎかなとか、違うんじゃないのというところもあるが、総じて面白、楽しく、気軽に読める。

 

冒頭の著者自身の恥ずかしい話は、同様な経験をした私にとっては、共感すべきところもあり、そこから話に引き込まれてしまいました。

 

ちょっとした頭休め、気分転換に読むには良い本です。