米韓同盟消滅

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、鈴置高史著、「米韓同盟消滅」です。


なんか現実に起こりそうなタイトルだなと思いながら、本書を手に取りました。


米韓同盟消滅 (新潮新書)

米韓同盟消滅 (新潮新書)


著者は、日経新聞社でソウル特派員を歴任、日経オンラインでもコラムを執筆されている人です。


本書は、そのコラムに書いてある内容をギュッと濃縮したようなものになっています。


米韓同盟消滅の方向は、今の日本と韓国の関係を見ても明らかではないでしょうか。


同盟国とは、とても思えない様な行為をしています。


韓国は、米韓同盟を捨て、中国にすり寄っていくということですが、その前に北朝鮮のコントロール下に置かれているような状態です。


とにかく、この本を読むと、日本も一度、韓国との関係を断ち切った方が良いのではと思えてきます。


米中の覇権争いが激しくなる中、東アジアを取り巻く情勢は、一層不安定になることを予感させるような本です。