働かない技術
これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、新井健一著、「働かない技術」です。
働き方改革と言われていますが、そのような風潮の中で、このタイトル。
明らかに売れ線を狙っています。
読んでみると、働かない技術について、そのノウハウが書かれているわけではありません。
むしろ、日本企業として、どのように効率を上げ、また働きやすい職場を作っていくか、また管理職になっていく人たちの選択肢としては、どのような道があるのかを述べている本でした。
私自身は、組織を離れて久しいですが、本書を読むと、いろいろなことで雁字搦めになっているようで、組織の中で働く人も楽ではないなあと思いました。
しかし、楽ではなくても楽しくするは基本だと思います。
その努力を怠らずに頑張ってもらいたいものです。