北朝鮮による飛翔体の相次ぐ発射が続いている。
なのに、以前のように強い感じの抗議や対応が見られない。
そんな感じのモノなのかと受け取りがちになってしまうが、発射された飛翔体の性質を知ると、そんな悠長なことは言っていられないのではないだろうか。
最近発射されているミサイルは、低空飛行や軌道の変更が可能な新型ミサイルなのだ。
それ以前に、発射されていたものは放物線軌道を描くから、発射初期に描かれる角度やミサイルの速度からどのようような軌道を描くのか推定でき、その推定のもと迎撃ができる。
しかし、この軌道が推定できないとなると迎撃の手段がなくなってくるのだ。
ということは、被弾する確率が格段に高まる。
それに対して、日本は対応を練っているのだろうか。
このようなことは、公にすることはできないから、表面的には平静を装い、極秘裏に対応していることを期待するし、そうあって欲しい。