キャッシュレス覇権戦争

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。

 

今回紹介する本は、岩田昭男著、「キャッシュレス覇権戦争」です。

 

 

キャッシュレス覇権戦争 (NHK出版新書 574)

キャッシュレス覇権戦争 (NHK出版新書 574)

 

 

PayPayやNTTドコモのdポイントなど、毎日テレビCMを流しているように、日本でも今、キャッシュレスの大波が押し寄せている感がある。

 

様々なサービスが乱立するなか、どの企業が群雄割拠の大乱戦を勝ち抜くのだろうか。

 

本書は、そんな日本のキャッシュレスの状況に焦点を当て、各企業の状況を概観している。

 

そして、その先に行きつくのは、どのような世界が待っているのかを予測している。

 

それは、「信用格差社会」の到来と、「データ監視社会」の到来の危険性である。

この辺りが書かれているところを読んでいると、個人上保護などと言っているが、プライバシーなんて、いとも簡単に暴かれてしまうものだと、背筋が寒くなってくる。

 

単に、キャッシュレスの状況と今後の行方だけでなく、その先に待ち受ける世界まで予測しているという点で、面白く読め、かつどのように備えなければいけないかを考えさせられる本でした。