これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、矢作直樹著、「見守られて生きる」です。
久々のスピリチュアル本です。
著者は、東京大学医学部救急医学分野教授ということで、アカデミックな分野のかたなのですが、思い切りスピリチュアルなエッセイです。
ただし、それを押し付けるのではなく、そのように考えると、心の中が楽になりますよ的な感じで、示唆しています。
必ず死ぬのに、人はなぜ苦しんでまで生きるのか?
それは、「人は永遠に生きる」ということが理解できれば、我々は、毎日、前向きに、意義深いものになると説いています。
心持が大事、そしてそれは、言葉遣いにも表れる。
言霊のことも書かれていますが、やはり、自分も周囲も良い気分で過ごしていくためには、それなりに良い言葉を選ぶ必要がありそうです。
読んでみると、ああ、そうだな確かに・・・と思うところも多く、良い本だと思います。