知らなきゃよかった
これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、池上彰&佐藤優共著、「知らなきゃよかった 予測不能時代の新・情報術」です。
世界情勢にも精通している著者二人の対談本。
- 作者: 池上彰,佐藤優
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2018/08/20
- メディア: 新書
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最近の世界情勢に関して、語り合っています。
内容は、タイトルのようなことはなく、テレビや新聞などでは語られない世界情勢や背景などが出てくるので、むしろ、知ってよかったと思えるものです。
佐藤優氏の切り口には、いつも関心してしまいますが、今回もそれは同じでした。
本書で対談されている内容は、
第1章 北朝鮮が勝ったあとの世界
核拡散のリスクが高まった
非核三原則が崩れる日 ほか
第2章 劣化する日本人と日本社会
この人たちはまともな大人なのか?
官僚の劣化が止まらない理由 ほか
第3章 トランプはどこへ行くのか
エルサレム問題が引き起こすアルマゲドン
復活する白人至上主義 ほか
第4章 独裁化する世界
陰謀の季節に入ったロシア
トルコ、エルドアンの大弾圧 ほか
第5章 本当は恐ろしい「新しい常識」
危険な最新兵器技術のトリクルダウン
教育の欠陥が国家を弱体化させる ほか
などです。
本書を読むことで、これからの世界ニュースを違った角度で、見ることができると思います。