下町ロケット ゴースト
これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、池井戸潤著、「下町ロケット ゴースト」です。
池井戸作品の新作、書下ろしです。
- 作者: 池井戸潤
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2018/07/20
- メディア: 単行本
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TBSで10月よりドラマ化されるそうです。
この話をテレビで知り、書店へ赴くと、やはり出ていました。
読み終えてみると、今までの池井戸作品と比べると浅いことです。
話は、ベンチャーのトランスミッションメーカーのことを中止には書かれていますが、布石に打ってあるいくつかの話が終結しておりません。
これは、当然、この続きがあるのだろうという書き方で、いつもの読み終わった後の、深い感銘の味わいは感じられませんでした。
知財について出てくるのですが、これも読んでいくと、ああ・・と、ストーリーが読めてしまい、あっというようなところがなく残念と言えば、残念でした。
しかし、ストーリーは面白いです。
でも、完結していないので、この続編が早く登場することを願っています。