下町ロケット ゴースト

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、池井戸潤著、「下町ロケット ゴースト」です。


池井戸作品の新作、書下ろしです。


下町ロケット ゴースト

下町ロケット ゴースト


TBSで10月よりドラマ化されるそうです。


この話をテレビで知り、書店へ赴くと、やはり出ていました。


読み終えてみると、今までの池井戸作品と比べると浅いことです。


話は、ベンチャートランスミッションメーカーのことを中止には書かれていますが、布石に打ってあるいくつかの話が終結しておりません。


これは、当然、この続きがあるのだろうという書き方で、いつもの読み終わった後の、深い感銘の味わいは感じられませんでした。


知財について出てくるのですが、これも読んでいくと、ああ・・と、ストーリーが読めてしまい、あっというようなところがなく残念と言えば、残念でした。


しかし、ストーリーは面白いです。


でも、完結していないので、この続編が早く登場することを願っています。