今回の西日本を襲った豪雨。
今まで経験したこともないような雨が降ると言っていたが、まさにその通りになった。
最近、各地で起きている地震や今回の豪雨から、感じることは、”自然には勝てない”ということだ。
科学が発展してからは、人間はいかに自然を制御するかということに、挑んできた。
地震の予知や天気予報のための気象データの蓄積などが、それに当たるだろう。
しかし、かなりの予算を使い行ってきた地震予知は、東日本大震災後、「地震予知はできない」と手を上げてしまった。
また、気象予報にしても、豪雨がふることがわかっても、どうしても被害が出てしまう。
”自然に勝つ”という尊大な目標ではなく、”自然と共存する”ために、我々はどうしたら良いかを考える時期に来ているのかもしれない。
防災のために、何を行ったら良いか、国、自治体、そして我々自身も、現状を見詰め、これからのことを考えていこう。