老人の取扱説明書

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、平松類著、「老人の取扱説明書」です。


誰でも老いるものです。


しかし、その時になるまでは、それほど気にも留めていないかもしれません。


老人の取扱説明書 (SB新書)

老人の取扱説明書 (SB新書)


高齢化社会を今後迎えるにあたって、老人って、なんであんなことを行うんだろう・・という疑問について、親切。丁寧に解説している本です。


気づかずに老人になるのではなく、意識して老人になっていくためにも、本書に書かれているようなことを頭に入れておくと参考になることと思います。


著者は、眼科医で老人の方と数多く、接している中で、老人に共通した行動や特徴の要因を理解されたみたいです。


親の面倒をみなくてはならない方、これから老人になろうとしている方、老人の方と多く接する方など、本書を一読されると良いと思います。