おそろしいビッグデータ

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、山本龍彦著、「おそろしいビッグデータ 超類型化AI社会のリスク 」です。


「おもしろいビッグデータ」というタイトルだと思っていたら、「おそろしいビッグデータ」なんですね。



ネットショッピングやニュースの閲覧履歴などから、アクセスした人の好みをプロファイリングして、推奨商品や情報の提供をされていませんか?


考えてみれば、知らぬ間に個人情報から類推され、ある人物像が作り上げられているのかもしれません。


本書は、そんなビックデータに潜む怖さを紐解いている本です。


憲法に沿って、個人情報を使用するべきだと著者は述べていますが、読んでみると、ああ、確かにそう言う面もあるんだなと思いました。


自分が発する情報をどのように使われるのか、そのおろしさも知っておくには、参考になる本です。