日本人だけがなぜ日本の凄さに気づかないのか

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、ケント・ギルバード&石平著、「日本人だけがなぜ日本の凄さに気づかないのか」です。


日本人でない両著者の日本に対して、お互いの見解を語り合った対談本です。



中身は結構濃いです。


そして、二人の日本に対する歴史的、政治的知見が深い。


この辺りは、二人のやり取りを見ていると、なぜ日本人である我々がほとんど知らないだろうと思ってしまいます。


これも、WGIPによる、戦後日本教育のせいかと思いました。


与えられたものだけで、それを知ったかのようになることや、また日本のテレビ、新聞などの報道をそのまま鵜呑みにしてしまうだけでは、ダメなんだということを強く感じました。


この本の中で出てくるヘレン・ミアーズ著、「アメリカの鏡・日本」をkindleで購入しました。


この本は、1948年に出版され、「占領が終わらなければ、日本人は、この本を日本語で読むことはできない」とダグラス・マッカサーが述べたらしいです。


衆院選も終わりましたが、日本の今後を、考えていくために、良いヒントを与えてくれる本だと思います。