トランプは世界をどう変えるか?

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、エマニュエル・トッド佐藤優共著、『トランプは世界をどう変えるか? 「デモクラシー」の逆襲』です。


本書、ドナルド・トランプ氏が米国大統領になったことで緊急に出版された本らしいです。



トランプ大統領をなぜ米国民は選んだのか、トランプ大統領になることで、どのように変わっていく可能性があるかを、エマニュエル・トッド氏及び佐藤優氏がそれぞれ見解を述べるような形になっています。


当初の予想に反し、なぜ米国民はトランプを選んだのか、その背景を理解することができました。


我々が目にするオモテのトランプ氏と、実際にはいろいろな策を巡らし、ことを運んでいるかもしれないトランプ氏がいるのかもしれないということがわかりました。


しかし、それってなかなか、分かりにくいことなので、物事の本質は何かを見ていく眼力が、我々にも必要なことだと思います。


本の編成は、ちょっと変ですが、なかなか奥深い内容でした。