仕事ができるのに嫌われない人の思考法

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、津田倫男著、「仕事ができるのに嫌われない人の思考法」です。


読んでみると、ちょっとタイトルとは内容が異なる本でした。



タイトルからは、対人関係の処世術やコミュニケーションの取り方などの指南書かなと思っていましたが、蓋を開けてみると、グローバル化に伴う日本人としてのグローバル人材になるために、どのようなことにトライしていけば、いいかを主に解説している本でした。


書かれたのは東日本大震災が起きた2011年、それから6年が経ち、世界を見渡すと、グローバル化と言われていたのが、自国第一的な保護主義的な流れも見えています。


確かに、ここに書かれているようなグローバル化に伴う人材になるのは、必要だと思いますが、これからAIが跋扈しようとする時代、自動翻訳等の発展により、求められる人材像も変わりゆくのではないかとも思いました。