「トランプ時代」の新世界秩序

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、三浦瑠麗著、『「トランプ時代」の新世界秩序』です。


米国の大統領がトランプになってから、世界中が右往左往しているような状況に感じるのは私だけではないと思います。


本書は、気鋭の政治学者、それも女性で割と美形な著者がそんなトランプ時代になって、世界の秩序がどのように変わる可能性があるかを説いたものです。


「トランプ時代」の新世界秩序(潮新書)

「トランプ時代」の新世界秩序(潮新書)


私が著者のことを知ったのは、NHKの放送で米国のことを特集していた番組で登場したのがきっかけです。


結構、ズバズバと年配者相手にも意見を言うので面白いなと思っていました。


そして、しばらく経ち、書店で彼女が表紙の帯に写っている本として手に取ったのが本書です。


まあ、この手の本の内容は当たりはずれで言えば、はずれの方が多いわけですが、著者のトランプ氏に対する見解はメディアなどが報じているものとは一線を画しており、なかなか面白いと思った。

まだ、トランプ政権はスタートの途に立ったばかりであるが、今後、どうなるかは本書を参考に比較し、眺めてみたいと思う。