テレビじゃ言えない

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、ビートたけし著、「テレビじゃ言えない」です。


本書は「週刊ポスト」の連載の「ビートたけしの21世紀毒談」の中から、反響の大きかったものを抜粋、加筆したものです。



テレビは今、自主規制で昔のように少し奔放なことができなくなっているようです。


そんな中、テレビでは言えないようなことをぶっちゃけているのかと思ったのですが、著者の考えを著したエッセイで、個人的にはきちんと節度を守った表現になっています。


周囲で文句というかクレームをつける人が多くなり、それがネットで拡散していく時代になったからでしょうか、私みたいなテレビ創成の頃から見ている人間にとっては、確かにテレビの中の表現がかなり枠に嵌められているような気がします。